• 主流となっている表装の4つの種類

    掛け軸の表装の種類は豊富です。 表装とは、掛け軸に絵が枯れた 本紙の裂地のことを表し、これをかけ て掛け軸が完成するのです。 さまざまな掛け軸の画題に応じ、色々な形態が違ってくる表装となっています。 ここでは3つほ ど紹介します。最初に紹介するのは、仏事の際に使用される表彰です。 これは真といます。この真の特徴をご紹介します。真とは、表総の中で、 一番角質の高い表具の形態となっていることが多いものとなります。

    主に仏事に使われることが多いです。名宗派の目的や、 十三沸、観音様、霊場巡拝などに、真を使用した表装が適しています。 その価格ですが種類によって違います。基準となる4つの種類についてご紹介します。真の草、真の行、真の真という3つが基本ですが、 先に述べた順番で価格が高値になります。 この表紙の特徴は、中廻しと、筋が二重になっていることなどです。

    そしてこの仏事の表装には、観音様、お経などが描かれることが多くあることを 知っておきましょう。次に紹介する表装は、三段表装などでよく使用される行に ついてです。表装の中でも、一般的な表具の形態となっていることなどから、 三段表装と呼ばれることが多くあります。その図柄は、花鳥画、山水がなど、 仏事以外の画題であれば、大体のものに使用が可能な表装となっているのです。 値段ですが、行の草、行の行、行の真の順番に高くなっていきます。

    表装の種類
    表装の種類
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三段表装

 

大体この3つが主流です。中でも行の真は三段表装の一文字廻しとなっていて、 神官仕立てと言われることもあり、神事に使用されることが多いです。 そして行の草ですが、これは一文字がなく、形態はあまり見ることはありません。 そして行の行ですが、これは三段表装となっていて筋廻しを行った 形態のものです。筋を廻すことにより、本紙がとても引き立つといったもの になっています。次は、草です。基本的に茶掛けとして使用されることが多くあります。 更に、輪補と呼ばれることもあります。茶掛けとなっている理由は、お茶などの席で、 草の形態を使用しなければならないというルールがあるのです。


その画題も墨蹟という寺院僧侶の一行書が多く使用されることがあります。 お茶席の待合室 などでの画題はこだわらなくてもいいのですが、草の形態に 使用される俳句と絵を組み合わ せた俳画は、とても多く目にする事があるものです。 一説では、草の形は茶動の大元、 千利休が考案したとも伝えられていて、表具の 柔らかさを表し女性を表現したものだと も言われています。草には真がないのです。 柱が細 いので一文字を廻すことを出来たとしてもバランスがあまりないので、 草には真 が存在しないことが多くあることを覚えておきましょう。細かいようですが、常識的なことになります ので知らないではすみません。