• 掛け軸のしまい方

    長持ちさせるための掛け軸のしまい方

    掛け軸のしまい方をあなたは知っていますか?掛け軸のしまい方について紹介いたします。 最初に、掛け軸をしまう際には、必ず、ほこりをとらなければなりません。この際に注意が 必要となるのは、やわらかい羽ぼうきなどで、軽い力でほこりを落としましょう。 そして、ほこりを落とし終わったあとは、矢筈を右側に立てかけたのちに、軸先を持ち、 上の一文字まで巻き上げたのちに、かけた際と逆の要領で、矢筈で釘からはずしていきます。 畳みの上などで、風帯の折り目を見ながら、その折り目にそって丁寧に畳んでいきます。

    そして、軸を少しやわらかめに巻いて、掛緒を巻いたのちに、やわらかい紙などに包み、 掛け軸が傷つかないようにしなければなりません。そして、掛け軸が入っていた箱の中に 収納します。簡単な説明はこういった風になりますが、詳しい掛け軸のしまい方の手順を 紹介いたします。最初に、風帯を納めなければなりません。そののちに、 風帯はもう1つあるので、その風帯も納めなければなりません。そして、2つの風帯を 収納し終えたのであれば、その後に巻き始めてください。この際に、掛け軸にしわや 力を入れて巻きすぎたりしないように注意しながら、丁寧に行ってください。

    次にその掛け軸を出す時期がいつになるか明確でない場合は尚更です。 そういったしまい方が影響し、その掛け軸が飾れない状況になってしまうこともあるのです。 なので、この工程は、もっとも気をつけなければならない工程だとも言えるのです。 出来れば、長い事その掛け軸を使用したいと誰もが思っているはずです。

    掛け軸のしまい方
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巻き癖


ですが、次に出す時期が近いからといってこのしまい方がおろそかになると、 次に出す時に、掛け軸にシワが入ってしまっていたり、図柄に何かしら悪い影響が でます。巻いたあとで当紙を挟んで巻緒を巻いていきます。 巻緒を丁寧にとめます。この工程が終わったら箱の中に入れて保管します。 ですが、巻いて直すので巻き癖がついてしまうことがあります。そういった際に 役に立つ巻きグセを多少でも防止できる方法があります。その方法は、まず最初に、 かけたままの状態で通常より少しふとめの軸棒を巻しんにはめ込んでください。


そののちに、途中まで巻き上げたのちに、
壁からはずし、平らな場所で全て巻いて、 先ほど紹介した巻緒を結んでください。

そして、箱に収納するということになります。 この際には、左右の枕の位置を確認しなければなりません。 このような工程により、 これからその掛け軸を何年使用できるかが決まってくるでしょう。 ほんのちょっとした作業のように思えますが、それだけで何年使用できるのか、ということさえ左右されるほど 掛け軸は繊細なものだということを覚えておきましょう。性格が繊細な人に管理は回せたほうがよいです。

巻き癖